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More model information 世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の1つ、北海道函館市垣ノ島遺跡から出土した漆塗りの注口土器です。
太平洋をのぞむ標高32〜50mの丘の上に立地する垣ノ島遺跡は、およそ9,000〜3,000年前(縄文時代早期〜後期)までの長い間にわたって暮らしが営まれました。
このような土器は、やかんのような注ぎ口が付けられていることから注口(ちゅうこう)土器と呼ばれ、垣ノ島遺跡から出土したこの注口土器は高さ12cmほど、下地に黒漆を塗ってから赤色顔料で色付けした赤漆が塗られていました。縄文時代後期後半の建物跡から出土したもので、日常生活で使う土器とは異なることから非日常的な祭祀や儀礼の際に使用されていたのかもしれません。
Feb 28th 2023
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