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More model information六角柱状を呈する石幢の塔身。凝灰岩製。高さ76.5㎝、最大幅38㎝、奥行33.6㎝を測る。塔身側面上部には非常に薄い薬研彫りで、オン(帰命)から始まる金剛界五仏(バン、ウーン、タラーク、キリーク、アク)の種子を刻む。オンの下部には「文治四年〈歳次[戊]申九月十一日〈甲辰〉/下野国[権大]□藤原政光/入道[蓮西]造立也」という銘文が刻まれる。下野の最有力武士であった小山政光が文治4(1188)年に逆修塔として造立したと推定される。上部には奉納孔があり、当初は経典などが納められたとみられる。栃木県小山市満願寺所在。【参考】千々和実 1965「平安時代の経幢」『史迹と美術』352 (奉納孔部分にモデリングエラーあり)
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