能登国一宮気多大社の牛王宝印の版木で、所蔵する正覚院は気多神社の神宮寺で近世には別当をつとめた。 版木が良好な状態で残る好資料である。
牛王宝印は寺社が配布した護符で、起請文の用紙としても使われた。気多神社の「気多神社文書」には、異なる版木だが起請文が所蔵されている。