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More model information 世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の1つ、北海道千歳市キウス周堤墓群から出土した石棒です。
石狩平野をのぞむ緩やかな斜面に立地するキウス周堤墓群は、高い土手を伴う大規模な共同墓地で、およそ3,200年前(縄文時代後期)に設けられました。
この石棒は、真っ黒な粘板岩という岩石を磨いて作られたもので、お墓から発見されました。長さは57cm、重さは710gほどあり、両端には線模様が彫刻されています。さらに模様部分を拡大して見てみると、うっすらと赤い部分が残されております。
石棒自体をどのように使用したのか研究が続けられていますが、祭祀や儀礼の場で使用されていたのでは、と考えられています。
Feb 24th 2023
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