Triangles: 629.8k
Vertices: 315.2k
More model information橋付き双注口土器。器面には、翼をもつヘビを表現したと思われる頭飾りを身につけた猛禽類の頭部が2つ表現されている。この図像表現は、ワリの支配拡大期と解釈されるミドルホライズン2期にペルー中央海岸を中心に分布したパチャカマク様式の特徴の一つで、代表的な遺跡の名にちなんで“パチャカマクのグリフィン”とも呼ばれる。近年の発掘調査で、その分布がペルー北高知のカハマルカにまで達することが示された。
カハマルカの出土例については以下を参照
渡部森哉(2012)[「グリフィンは飛んでいく —動物図像から見る中央アンデス先スペイン期ワリ国家の地方支配—」『共生の文化研究』7:73-86](
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