Triangles: 6.2M
Vertices: 1.7M
More model information地球科学的手法により推定したベンゼンの汚染プリュームをに示す。同図の内、青色が土壌溶出量基準に適合しないプリュームを、赤色が第二溶出量基準に適合しないプリュームを、黄色が溶出量基準には適合するもののベンゼンが検出されたプリュームを示し、豊洲新市場の主要な建屋(地下空間)を重ねた。対策前のベンゼンの汚染プリュームは、主に6街区の水産仲卸売場棟の西側とその周辺、5街区の青果棟の西側と建屋部分の東~北側に分布し、深度方向にみると大部分がAP-2.0m(建屋の地下空間の下端)以深に広がっていることが分かる。 また、AP-2.0m以深において土壌の浄化が完了した区画(赤色区画)を重ねると、対策済みの区画と汚染プリュームの分布に着目すると、第二溶出量を超える高濃度汚染部は、ほとんど除去されているが、土壌溶出量基準に適合しないプリュームは対策区画外にも広がっている可能性があることが分かる。
Comments