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More model information東京都大田区池上本門寺山内の永寿院に所在。芳心院は紀州徳川家初代頼宣の娘で、鳥取藩主池田光仲の正室。安山岩製の宝塔型墓塔を中心として、基壇、水盤、花瓶、堀を伴う。当初は基壇上に門や玉垣、掘の内側に築地塀が備えられていたと推定される。地表面から墓塔上部までの高さ6.2㎝、堀を含め南北26m、東西22mの非常に大規模な墓所である。造営に一万両を要したとの伝承から俗に「万両塚」と呼ばれる。芳心院は宝永5(1708)年に死去するが、この墓所は生前の寿塔として造営されている。造営年代は明確でないが、元禄2(1689)年頃と推定されている。平成14(2002)年に解体調査が行われ、塔身から法華経8巻、基礎と反花座の間から芳心院の火葬骨を納めた青銅製骨蔵器が検出された。詳細は永寿院webサイトを参照。http://www.eijuin.jp/history.html#edo2 大田区指定文化財 (2021/08計測)
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