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More model information静岡県掛川市長福寺、山門脇地蔵堂の前にある伝・曽我五郎時致(宗)の供養塔である。相輪の一部を欠き、現高229㎝、復元高257㎝。相輪の九輪以上、下部請花、伏鉢、笠の路盤、反花座の反花部分を別石でつくる。基礎に「時宗」の銘があるが、伝承に基づく後刻であろう。石材は岡部〜焼津産とみられる凝灰岩である。遠江・駿河に分布する「反花長弁別石造り宝篋印塔」のなかでも最大規模のものである。造立年代は14世紀中頃と推定。【参考文献】1998「遠江における石製供養塔婆の様相」『立正考古』 第37号 立正大学考古学研究会/2006「駿河国中世石塔集録-中西部編ー」『石造文化財』/2022/08/11計測
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