Triangles: 4.9M
Vertices: 4.9M
More model information旧摩耶観光ホテルは、神戸市灘区に位置する歴史的な建築物で、摩耶山の南麓にあります。六甲山地中央にあり、周囲は山林で道路には面していません。歴史的な背景から、神戸の欧米人による避暑地と して発展し、戦前・戦後には山上娯楽施設として利用されました。建物は昭和5年に完成し、設計者は今北乙吉。所有者の変遷を経て、現在は日本サービス株式会社が所有しています。建物は鉄筋コンクリート造りで、2階建て(地下2階も含む)で陸屋根があります。建築当初は公会堂や浴場など複合的な用途で利用され、戦後はホテルとして営業しましたが、度重なる被害や変遷を経て、現在は閉鎖状態です。建物の特徴は、摩耶山の傾斜地に建てられており、各階が敷地形状に合わせ異なる構造を持っています。外観は独自性を持ち、ドイツ表現派やアール・デコの影響が見られます。建物の保存と安全観光を図るため、「摩耶観光ホテル保存の会」が結成され、クラウドファンディングで資金調達が行われました。その資金を使って、防犯システムが導入され、建物の劣化対策が進められました。現在、この建物は歴史的な景観に寄与する一環として、保存活動が続けられています。
神戸・六甲山近代化遺産VR
Dec 16th 2023
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