天保窯 部屋4
部屋4の3Dモデルです。外観へは3Dモデル内のリンク、または備前市指定文化財天保窯_3次元データ集からお進みください。
・備前市指定文化財
【住所】
岡山県備前市伊部
【概要】
備前市指定文化財「天保窯」は、天保3(1832)年~昭和15(1940)年ごろまで操業していた連房式登り窯です。伊部村の経済的な困窮を救済する目的で築窯され、従来の大窯よりも燃料の節約や焼成日数の短縮が可能となりました。 人形徳利、角徳利、甕、灯明皿、土管、擂鉢など、主に市場価値のある特定の器種のみを大量に生産していました。 改修されながら長い期間使用されていたため、窯の最前部と最後部で窯室の造りが相当異なっています。 江戸時代の築窯当時の上部構造がほぼそのまま煙出に向けて3房半残存する貴重な構造物であるため、昭和46(1971)年10月6日に備前市の指定建造物となりました。
全国的に見ても貴重な文化財である「天保窯」ですが、普段は覆屋で保護しているため、年に1回程度しか公開しておりません。 そんな「天保窯」をより多くの方に見ていただくとともに、文化財の保存・活用を目的としてSfM/MVSの手法で3Dモデルを作成しました。
参考文献 備前市教育委員会2006 『備前市埋蔵文化財調査報告7 伊部南大窯跡周辺窯跡群確認調査報告書II』 備前市教育委員会
【関連情報】
岡山県観光連盟 天保窯 https://www.okayama-kanko.jp/spot/11065
googleマップ https://goo.gl/maps/h7iYk2VMLLWPsPPd8
googleストリートビュー https://goo.gl/maps/PnFXiam6diMsaNL56
【作成情報】
使用ソフトウェア:Metashape
使用カメラ:OLYMPUS Tough TG-6
【SfM/MVS用画像撮影および概要作成者】
・田邊桃子
・立花唯翔
・陳思叡
Comments