装飾付台付壺

3D Model

装飾付台付壺

Pedstalled jar, with animals and spouts styled as small jars on the shoulder.

須恵器生産が始まった頃は、横穴式石室を持つ大古墳の築かれた時代で、さまざまな須恵器が副葬された。特に､5世紀の終わりから6世紀の中頃にかけては､実用を離れた装飾的な須恵器が､副葬品として作られている｡この壺は、肩に小型の壺を四個置き、その間に鹿や猪､犬等の動物で飾り､三段の透かしのある器台に乗せた、典型的な装飾須恵器である。おそらく被葬者の好んだ狩猟の情景を表わしたものであろう。宇治市の古墳から出土している。

出土地：日本、伝・京都府宇治市木幡古墳出土

制作年：古墳時代後期（6世紀前半）

サイズ：高42.5

3D model by Bdash