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More model information栃木県鹿沼市北半田/市指定文化財/安山岩製 医王寺は東高野山を号する真言宗の古刹。本堂西側の歴代墓の入口付近に2基の五輪塔、墓地中央に2基の宝篋印塔が安置されている。医王寺東方からの移転という。いずれも安山岩(群馬)製で、損状況は良好である。宝篋印塔1は箱根・伊豆安山岩製品の模倣品だが、隅飾りの輪郭、反花座の格座間や反花表現に在地化の様相が確認できる。相輪は別具。2は反花や隅飾りにさらに在地化が進んでおり1に後出する。九輪の伏鉢を失っている。なお、1と2の塔身は入れ替わっているとみられる。 【科学研究費基盤研究(A)16H01947「石造物研究による中世日本文化・技術形成過程の再検討-東アジア交流史の視点から-」調査成果】 2021/11/06調査 2023/02/26公開
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