旧陸軍知覧飛行場　掩体壕（南九州市指定文化財）　＊模型戦闘機・展望台を含む

3D Model

所在地：鹿児島県南九州市　https://maps.app.goo.gl/AYKB7AbtPkZ67gzX7

年代：1945年

アジア・太平洋戦争期において、鹿児島県域は本土南端の地として航空基地をはじめとする多くの軍施設が整備されました。そのうちの一つである知覧飛行場は、陸軍の特攻隊基地として使用され多くの若者が出撃した重要な軍事拠点でした。掩体壕とは飛行機を空襲から守るための防護施設です。ここでは「コ」型の土塁を築き、周囲に爆弾が投下された際の爆風や爆弾の破片から飛行機を守るために作られました。

2025年6月に南九州市指定文化財（史跡）に指定されました。

東京文化財研究所では、南九州市との協定「南九州市指定文化財等の保存修復に関する覚書」に基づき、同市内の近代文化財の保存修復に関する調査研究を行っています。 https://www.tobunken.go.jp/materials/katudo/1033881.html

この3Dモデルは2025年の調査時にSfM/MVSにより記録、作成したものです。

＊モデル内の戦闘機は模型です。

模型、展望台のないモデル：https://skfb.ly/pyCN6

Former Army Chiran Airfield, Aircraft Shelter (Designated Cultural Property of Minamikyūshū City)

Location: Kagoshima, Japan　https://maps.app.goo.gl/AYKB7AbtPkZ67gzX7

Date: 1945

＊The fighter jet included in the 3D model is a replica.