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More model information📍 熊谷市, 埼玉県
新 風 富永直樹(とみながなおき)作 熊谷市星川一丁目(若者広場) 昭和59年(1984)3月設置。高さ2m10㎝。ブロンズ製。 本作品は、昭和46年(1971)改組第3回日展で日本芸術院賞を受賞している富永の代表作である。右足を一歩踏み出し、若々しい生気あふれる若者のかざす布は、まさに新風をはらみ、見上げる瞳は希望に輝いている。静と動が一体となって調和し、素直な美しさの中に若きロマンが刻み込まれている作品。 富永直樹(1913-2006):彫刻家・工業デザイナー。本名富永良雄。長崎県生まれ。東京美術学校(現・東京藝術大学)で、北村西望に師事し、彫刻科塑像部を首席卒業。在学中の昭和11年(1936)に文展(日展の前身)に初入選、卒業後。昭和25年(1950)から昭和27年(1952)にかけ、3年連続で日展の特選を受賞。昭和47年(1972)日本芸術院賞受賞し、その実績を認められ、昭和49年(1974)日本芸術院会員に任命される。昭和59年(1984)文化功労者、君三等瑞宝章受章、平成元年(1989)文化勲章を受章している。 また、工業デザイナーとして三洋電機に在籍し、電話機・テレビ等のデザインを担当し、日本におけるインダストリアルデザインの祖としても活躍した。 富永の像は、神戸市井植記念館「井植歳男像」、諏訪市博物館「美しき広場像」、茅野市美術館「僕らの遊び場像」などで設置されている。
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Jan 28th 2025
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