Triangles: 1.6M
Vertices: 790.2k
More model information江戸時代に制作された小田原城三重天守の雛形(模型)です。小田原城は度々地震の被害を受け、天守も何度か建て替えや修理が行われたので、この時の検討用などに作られたかとみられています。五 重天守模型1基は戦災で焼失しましたが、三重天守模型が3基も現存していて、全国的にも類例がありません。三重天守模型は、年代や製作者は未詳ですが、いづれも縮尺1/20で制作され、この内小田原市蔵と大久保神社蔵の2基が小田原城天守閣に収蔵されています。 この模型は、東京大学が明治37年(1904)に小田原の古物商から入手し、昭和37年(1962)に小田原市に譲渡されました。他の模型に比べ、軸組に加えて2面は外壁の様子も表現し、柱に番付を墨書するなど精密に作られています。また、1重目の石落し状の張出しを4面とも備え、その部分の屋根は桁行を入母屋・梁行を切妻とし、全体の屋根は降り棟の反りが深く、総体は1重目の平面規模はほぼ同じですが、2重3重目が大きく、総高もかなり高い豪壮なスタイルが特徴です。現在の天守閣復興のさいに、基礎資料の一つとされました。
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