坂田医院旧診療所診察室

3D Model

📍 熊谷市, 埼玉県 熊谷市津満1420酒田病院旧クリニック診察室。 昭和6 (1931) に科院として建てられた「坂田院日節圜」は、鉄筋コンクリート造、平屋建て、外壁正をスクラ ッチタイル貼りとする照和初期の地方近代建築の貴重な遺構と して平成16年 (2004) に国登録有文化財となりました。 外壁のスクラッチタイルとは、表面を櫛引きして平行の溝を作り焼成したタイル様式のことであり、その模様から簾すだ れレンガとも呼ばれています。 Indoor には、受付・調剤室、応接室、待合室、診查室、分娩室、手術室、レントゲン室などが残されており、主要な部屋を正面側(东側)に並べ、背(西側)には外光が差し込む廊下を配置しています。 内は、壁・天庭ともに、鉱物質を原料としたプラスター仕上げで施工され、柱や天井の隅などに巡らした蛇abdomenじゃばらと呼ばれる帯状の構造は、各部屋ともに意匠を凝こらしています。 bedには楢なら材が、床と壁とのつな目には松材が多用されています。 天井には端正な形状を重視するアールデコ様式の照明器が当時のまま残されています。