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More model information地震記録:安政地震
場所:香南市香我美町
建立時期:(安政五年)1858年9月
香南市香我美町の香宗川沿いにある飛鳥神社境内に建立するこの碑は、凹凸の激しい自然の形状をとどめた巨石に縦横無尽に文字が刻み付けられていて、見るものを圧倒します。石碑が建立されている周辺の赤岡・夜須地区の安政地震時の災害の様子が事細かに記されています。11月4日の安政地震で、手結港が干上がり大量のウナギが捕れたことが記されています(表4行目)。また、11月5日の地震は4日と比べものにならないくらいの大地震だったが、この地域では一人の怪我人も出なかったことが記されています(表左から6行目)。この石碑の上部中央に書かれている「懲毖」とは懲りて慎むという意味です。この碑は、過去に発生した宝永地震を、単なる昔話ではなく、将来への教訓として後世に伝えるべく碑に記録したい、と言う思いで建立されました。
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